犬とハイエースと私

犬とハイエースと家族旅。愛犬と一緒に遊べるスポット探しや車中泊、DAYキャンプなどのキャンパー活動記録。

西日本豪雨の爪痕(試運転と下準備)

休日にすでに予定があり、車中泊の予定がなかなか立てられない中、ひとまず慣らし運転として日帰りでドライブに向かう。

目的地は愛媛県大洲市肱川上流にあるダムの1つ、鹿野川ダム
西日本豪雨で数名の犠牲者を出してしまった、ダム放流の操作規則で問題となったダムである。
豪雨発生(2018年6月下旬〜7月上旬頃)から3ヶ月。
交通規制も解除されていると言うことで、復興の様子を確認するべく偵察へ。


大洲市内は復興済みといった様子。
閉店してしまった大型路面店舗も目立つ。ところどころ鉄製の手すりやフェンスが水圧で曲がっていたり、川縁の木々はなぎ倒され、水で流されたゴミなどがあんな高さのところまで挟まっている様子がうかがえる。
遠く景色を見渡すと、山肌も数カ所露わになっている。
家電量販店や飲食店、ホームセンターなどの大型店もあったが、8〜9割型営業を再開している様子だった。車内から見た様子では、ここが水に浸かってしまったとは思えない復興ぶり。

 

しばらく目的地に向かって車を走らせると

 

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水の力でこんな状態に。信じられない。

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鹿野川ダムすぐ側の道の駅「清流の里 ひじかわ」
道の駅内の飲食店の方によると
成人男性の頭上20〜30センチまで水没したとのこと。
すぐ裏にある川の水面からも数メートルは高さがあるこの道の駅。

 


現場に立てばたやすく想像がつくが、その水量は自然の力の恐ろしさを実感させられた。
数店舗は営業断念を余儀なくされた様子。
私達が訪れた当日も、空き店舗から泥だらけになった商品棚の資材などを店の外に運び出す様子が伺えた。

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爪痕から災害に対する覚悟を覚えつつ、感傷に浸っていると
愛犬が隙を見て脱走。

予測不能な急展開に
車道に飛び出し車に跳ねられてしまうことを妄想しながら
「まだ車中泊も行ってないのに」と愛犬を追う。


全く別の意味の覚悟をもうひとつする羽目になった。

あえなく御用となった大捕物は
あっけなく終了。

ハイエースへ乗り込み、帰路へ。


帰宅後、断熱シェードが自宅に届けられたので早速設置。
車中泊に向けて着々と準備が進んでいく。

 

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画像銀色になっているのは裏面(窓側)。内側(車内側)は黒になっている。

 


車内での着替えや就寝、食事など車内で過ごす際のプライバシーが守られ、かつ断熱効果も得られるということで薄っすらと防寒対策も期待しつつ購入。

フロントからリアまでのフルセット8枚!

フロントガラスのサンシェードしか使用したことがなかったが、吸盤に対する信頼は正直言ってかなり低い。
価格もそれなりのものでひとまずは試しにといったところ。